2023.11.24
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新しい技能実習制度
朗らかな第一印象と勤勉で手先な器用な印象のベトナム人労働者ですが
日本で働く外国人労働者でベトナムは「特定技能」・「技能実習」ともに
一番多い国とお伝えしました。
■「特定技能」と「技能実習」の違いをご紹介します。
大きな違いは
Point 1
「技能実習」日本の技術を習得した後で帰国、その技術を母国に広めるという国際貢献を目的
Point 2
「特定技能」外国人を労働力として受け入れることが前提の在留資格
また近年、「技能実習」をめぐってはこれまで人権上のさまざまな問題が指摘されていました。
問題① 技能実習生が実習生として扱われていない
国際貢献を掲げながら労働力となっているという実情
問題② 転職(転籍)ができないことによる問題点
実習先企業によっては、違法な低賃金の給与設定、長時間労働の強要、暴力やパワハラなどの扱い受ける場合があります
その結果、昨年は9,000人以上の実習生が失踪しました。
このような状況が問題となり技能実習制度見直しへ
■新しい技能実習制度イメ-ジ図
現在示されている主な見直しはいくつかありますが個人的に下記3点が気になりますね。
Point 1 技能実習制度の廃止の方向性と代替制度の設立
Point 2 転籍制限の緩和
Point 3 「特定技能2号」の対象拡大
技能実習制度の見直しについては2023年秋ごろの決定を目指して議論が続いてます。
いずれにしても、日本で働く外国人材は今後増加していくでしょう。
今後も動向を注視し、続報を分かりやすくお伝えしていきます!