今年も残すところ僅かとなりました。
師走は寒さが増し、インフルエンザや風邪が流行する時期でもあり、年末の忙しさや忘年会など多くのイベントが重なり、体調を崩しやすくなる月ではないでしょうか。
交通機関も混雑し、車を運転する際や交通機関を利用する際も十分注意したいですね。
そこで今回は2024年秋までを目途に任意で労災保険に加入できる制度を、原則フリ-ランス含む全業種に対象拡大が進んでいます。
現在は25業種に限定されているが、全業種に広げられることにより270万人に上ると見込まれます。
【労災保険】とは?
治療費などの給付や休業中の給与の補償をする制度
企業に雇用されている労働者の労災保険料は、企業が全額負担し補償があるが、企業に属さずフリーランスとして 働く人には補償がない。
フリーランスで働く人が増加している中、安心して働くにはケガ をしても生活が保障される安全網が必要。
労働者でなくても労災に加入できる制度を「特別加入」 といいます。
特別加入できる方の範囲は、中小事業主等・一人親方等・特定作業従事者・海外派遣者の4種に大別されます。
【労災保険の補償内容】
ただ一つデメリットが特別加入の手続きができるのは「労働保険事務組合」を通す必要があるため、監督署では手続きできない。
この改正は、フリーランスや個人事業主が安全を確保するための重要なステップですね。
弊所でも、特別加入手続き代行は可能ですのでご質問ありましたらご遠慮なくお問合せください!